メンタルとスキルとフィジカル。心技体。

多趣味なおじさんの雑記ブログ。テキトーですのであしからず。

汗疱を克服した話。その5

2014年秋。脱塩素の設備を整える

日本に戻った私は、水道水から脱塩素するのにどのようなアイテムがあるか調査を始めました。

 

身の回りで水道水に触れる機会は、台所、お風呂、トイレ、洗面台、などです。

オフィスでもトイレの手洗いなどあります。

 

まず最も多くの水道水を体に浴びるお風呂から考えました。

 

まず脱塩素をする場合、要は巷に溢れる活性炭で塩素を中和する必要があります。ようは浄水器ですね。まず大きな問題となったのはシャワーです。

 

この勢いで出る水をどのようにして塩素除去するのかと頭を抱えました。

 

しかしそんな心配は無用です。

 

私の知らないところで既に、脱塩素ができるシャワーヘッドが至る所で販売されていました。

 

国内出張に持っていってホテルのシャワーヘッドも自前のものに変えて使えるように、互換性がありそうな下記のものを購入しました。


 

 

以来、今もこのシャワーヘッドを使っています。おそらくこれを使うのをやめて、水道水の残留塩素に触れる生活に戻ったら、また汗疱を発症すると思います。

 

しかし、湯船に入りたい場合はこのシャワーヘッドからお湯を貯めるのではコスパが非常に悪くなりそうです。

 

さらに調査を進めた結果。(知っている人には簡単な答えかもしれませんが、、)

お風呂に溜めたお湯は一晩放って置いても塩素濃度は変わらないとのことで途方に暮れていましたが、なんとアルゴルビン酸、要は粉末のビタミンCですね。これが水の塩素を中和するという事を突き止めました。

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なんか聖杯でも見つけたような勢いですが、ふつうに市販の温泉材は塩素中和の効力があるようです。

 

その中でもお気に入りなのが、バスクリンの「きき湯」です。これはホームページでも塩素除去に関して、薬剤投入から何分後に塩素が完全に中和されるかをしっかり掲載していたと記憶しています。


 

 

これでお風呂は完璧になりました。

 

台所にも塩素除去、さらにトリハロメタンも除去できる高性能な浄水器を取り付けました。

 

無論、全てにおいてちゃんと塩素が除去できているか確認するために試験紙での検証は欠かせませんでした。

 

あとは洗面所です。これが結構問題となりました。毎朝顔を洗いますし、歯磨きもします。しばらくはお風呂場のシャワーヘッドを使って洗面、歯磨きをしていました。

 

この時期から凄い勢いで、症状が改善されてみるみる回復していきました。マイナスからの復活なのに、なにかで大成功したような達成感にも満たされていました。

 

 

 

最後はシンク下用の浄水タンクの設置。

脱塩素を始めた事で汗疱の症状は劇的に改善していきました。最後残された洗面所は、三菱レーヨンのタンク型の浄水器をお湯の配管の間に挟む事で最終的な設備としました。

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接続用のホースやファスナーも必要です。


 

 

 

洗面所の蛇口は、レバー式の混合水栓でした。

 

こんなやつですね。

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これはお湯と水を混合して任意の温度でお湯を出せるのですが、アンダーシンクではお湯と水の2つのつなぎ口があり、この混合水栓で一本化されています。

 

これのどちらに浄水器を接続するか悩みました。

 

水の系統に繋ぐことを最初に考えましたが、冬にお湯を使いたいときに困りそうです。

 

かといってお湯、水の両方につけてしまうと、塩素の恩恵(殺菌、雑菌繁殖の抑制)が受けられなさそうです。

 

結果的に、蛇口のすぐ手前、給湯器から配管されているお湯の系統の間にタンク式の浄水器をかませました。

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こんな感じ。コンパクトなサイズながら、採水量は抜群です。

 

遊離残留塩素は除去率80%で40000リットルも使えます。近年有害なのが取り沙汰されているトリハロメタンも8000リットル分このボトル一本で除去してくれます。

 

私の家族は嫁さんと愛犬サニーですから、遠慮なく浄水を使用しても軽く一年以上は持ちます。これで家族も塩素の影響から守れます。

 

 

浄水器を通った冷水を使いたければ、給湯器の電源を切れば、混合水栓のお湯を出しても冷たい浄水が出ることとなります。

 

塩素入りの水が使いたい場合は、水栓のレバーを冷水側に全開にすれば良いのです。

 

これで自宅の水処理は完璧となりました。

 

これだけで汗疱の症状は劇的に改善され、日焼け後に悩まされた汗疹、アトピーの症状など、全てが劇的に改善されていきました。

 

 

 

 

 

外出先での脱塩素。

塩素除去の設備を勝手に出来ないオフィス、外出先は、特にトイレ後の手洗など水道水は使わずに、ウエットティッシュを使いました。

 

国内出張ではシャワーヘッドのみ持参して、ホテルのものと交換していました。紹介したシャワーヘッドはネジ山の径の違いに対応できるようにアタッチメントがいくつか付いていますので、これを利用してシャワーヘッドを取り付けて外出先のホテルでは塩素入りの水に触れないように気をつけていました。

 

シャワーヘッドが使えないホテルでは、湯船に水を張ってその中にアスコルビン酸を投入して塩素除去し、手洗い、洗面に使います。

 

そんな生活をし始めて、半年ほどで汗疱の水泡は私の手の中から完璧に姿を消したのでした。

 

最終回に続く。

 

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