ツェルマット訪問記 2019年6月
先日、仕事でスイスに行った時に週末の休日にツェルマットへ訪問し、マッターホルンを観に行った記録を少し備忘録として。
Vispからは沢沿いに高度を稼いでいく電車に乗り換えます。この駅からツェルマットまではまだ、1時間10分程度かかります。
乗り換えた直後は電車はガラガラでしたが、イタリア側の電車から乗換えの人たちであっという間に満席になりました。
さすが世界的な観光地です。スキーの時期なら大変な混雑が予想されますね。
ちなみに、モントルーからツェルマットまでの列車の料金はセカンドクラスで37スイスフランでした。
滞在したホテルChesa Valedeはアットホームで良いホテルでした。夜はホテルのバーでバイトのお姉さんとスイスの賃金事情について語らいましたよ。
グレッチャーパラダイス。要はマッターホルン懐にある広大なスキー場ですな。普段日本でも見るスキー場のゴンドラの豪華版ってとこです。
しかし! その広大な広さと景観は世界に名だたるアルプスの国です。
まさに抜かれましたよ。「度胆を」
シートヒーター付き巨大ゴンドラの駅。
ゴンドラ本体。まるで高級欧州車のような内装。
頂上付近。下界ではどんより雲でしたが、なんとか一瞬だけ晴れ間が現れました。
実は、到着後しばらく真っ白の眺望ゼロで、みんな諦めて早々ともどってしまっていたのですが、山屋としての皮膚感覚を働かせて、遠くに見える雲の切れ間が展望台付近に来ることを予想(希望?)して粘ってたのでした。
予想通り一瞬だけマッターホルン全景を拝むことができました。感動です。
翌日は晴れる事が分かっていたので、湖に現れる「逆さマッターホルン」を観にゴルナーグラート鉄道に乗って。山頂駅まで向かいます。早朝のツェルマットの街からのマッターホルンがまた綺麗ですね。
この電車、進行方向右側の席は常にマッターホルンが見えていますのでずっと景色を楽しめます。近くの丘陵と遠くの岩山のコントラストが素晴らしあるですね。長谷川恒男に思いを馳せながら電車に揺られます。
氷河のスケール半端ない。
そして最後は逆さマッターホルンを拝んだ後、電車に乗って来た道をそのまま帰りました。ガイドに頼むと日帰りでマッターホルンの頂上へ行けるツアーもあるとか。
もちろん冬山登山の経験が必要ですけどね。
ほかのスイスのマイナーな街に比べて非常に日本人が多かったですが、この山の各ルートのサミッターにも日本人が多いのは、この雄々しい独立峰が我々の琴線のどこかに触れるのでしょうね。
また一つ経験値が増えた気がします。